バストアップで有名なプエラリア│飲む前に知ってほしい成分のこと。

バストアップ サプリメント

こんにちは。
今回はバストアップのサプリで有名なプエラリア(プエラリア・ミリフィカ)の情報をお届けします。
2017年7月13日に国民生活センターより注意喚起があった成分なのですが、年数の経過とともに知らずに摂取してしまう人もいらっしゃると思います。
女性にとってバストアップは魅力的な言葉です。インターネットでバストアップと検索すると、バストアップブラやマッサージなどと一緒にバストアップサプリでプエラリアも必ずといっていいほど紹介されています。

まずはプエラリアを知ろう。

安易な摂取は控えましょう│国民生活センターが2017年7月13日に注意喚起を行っています。

民生活センターの発表内容を紹介

バストアップサプリとして有名なプエラリアですが2017年7月13日に注意喚起が公表されました。

美容を目的とした「プエラリア・ミリフィカ」を含む健康食品
-若い女性に危害が多発!安易な摂取は控えましょう-

というタイトルでした。
注意喚起にいたったのは、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)に寄せられたプエラリアを含む健康食品による危害件数が2015年度、2016年度に100件近く寄せられたのが原因でした。

プエラリア危害の推移

▼届けられた危害内容は以下です
・嘔吐
・腹痛
・下痢などの消化器障害
・発疹、じんましんなどの皮膚障害
・その他の傷病及び諸症状(月経不順あるいは不正出血といった月経に関する健康被害が多くみられた)

また、これらの被害者は、ほぼ全員が女性で年齢も10代~40代と幅広い年齢で危害が発生したようでした。

推測:なぜこのように、いっきに危害件数が増えたのか?

私は少なくとも2009年からこのプエラリアというサプリの存在を知っており、当時からサプリメントの関係会社(GMP製造)では売れ筋だったように思えます。
もちろん、プエラリアという成分が女性ホルモンに働きかける商品なので、女性の生理周期や体調によりなんらかの危害を与えた可能性は少なくないと思いますが上の図にあるように2015年の増え方が異様に思えてなりません。
そこで私の推測は以下になります。

①昔より販売されていたプエラリアが2014年頃に、なんらかのきっかけでいっきに拡散され、たくさんの女性が飲むことになった。
②プエラリアが売れていたので、GMPではない粗悪なプエラリアを販売する悪質な業者があらわれた。
③他社よりも高含有を目指すために、プエラリアサプリの含有量が年々増えていった。

私個人の意見としては、①と②が有力です。

なぜ飲まない方がいいのか?プエラリア・ミリフィカとは?

プエラリア・ミリフィカはタイなどに分布するマメ科のクズ(葛)と同属の植物です。この植物の根には女性ホルモンと同様の働きをする成分を含み、「バストアップ」、「スキンケア」、「エイジングケア」などの効果が期待できると当時の広告では記載されていました。

しかも、健康食品に配合されることのあるプエラリア・ミリフィカの貯蔵根は、日本国内では「医薬品と判断しない原材料」に区分されています。
ただし、海外でプエラリアは規制がある国も多くあります。EUや韓国では販売することができません。原産国であるタイでも1日100mg以下と制限があります。(2017年当時は1粒で200mgを超える商品も販売されていました。)

プエラリアの成分は国民生活センターの資料には以下のように紹介されています。

植物には、女性ホルモン様の作用のある物質(植物性エストロゲン(注 5))を含むものがあります。
プエラリア・ミリフィカの貯蔵根には、植物性エストロゲンとして、デオキシミロエストロールやミロエストロールといった成分や、ダイゼイン、ゲニステインといった大豆にも含まれているイソフラボン類、プエラリン、クワクリンといった成分が含まれています。これらのうち、デオキシミロエストロールやミロエストロールには、イソフラボン類よりも約 1,000~10,000 倍強いエストロゲン活性(注 6)があると報告されています(注 7)。また、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康食品」の安全性・有効性情報では、「デオキシミロエストロールは非ステロイド化合物であるが、17β-エストラジオール(注8)とほぼ同等の強いエストロゲン活性をもち、ミロエストロールになるとエストロゲン活性は低下する」とされている一方、「プエラリア・ミリフィカに含まれる成分は、産地や収穫時期、植物の年齢によってかなり幅があり、それを含む製品についても、含有成分量にかなりの幅があることが指摘されている。」、「現時点でプエラリアの安全な摂取量についてはまだよく分かっていません」(注 9)とされています。
(注5)エストロゲンとは、女性ホルモンの一種で、思春期以降、閉経前の女性では月単位で卵巣からの分泌量が変動し、月単位で周期を形成しています。
(注6)エストロゲン様の作用をもたらす能力のことを指します。
(注7)石川勉ほか「回春秘薬『プエラリア』の活性成分」 天然有機化合物討論会講演要旨集(42),2000.10.01,49-54
(注8)天然型のエストロゲンの一種です。
(注9)国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康食品」の話題の食品・成分「プエラリア・ミリフィカについて(ver.090310)」http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail673.html

上記の内容を踏まえてプエラリアは「プエラリア・ミリフィカを含むサプリメントの摂取によって一定した女性ホルモン様の作用が期待し難く、また、デオキシミロエストロールやミロエストロールが多量に含まれる製品の利用により重篤な有害事象を受ける可能性を示唆している。従って、妊娠中・授乳中・小児によるプエラリア・ミリフィカを含むサプリメントの利用は避け、女性ホルモン関連の医薬品の服用者や治療を受けている人も、自己判断で安易にサプリメントを利用することは避けるべきである。」と国民生活センターの資料にあります。

現在も販売されているプエラリアサプリ

このような注意喚起があっても、まだプエラリアサプリは購入することができます。
注意喚起であって、販売禁止ではないからです。
飲むことをおすすめはしませんが、どうしても飲みたい!と思っている方、飲んでみたい!と思っている方もいらっしゃると思いますので、せめて下記内容を確認して購入することをおすすめします。

注意喚起/注意事項が書いてある
インターネットで購入する場合、注意喚起は購入者の購入確率が下がります。ですがプエラリアは国より注意喚起を記載するように指導がでています。
サプリメント大手のDHC様の注意事項は以下のような感じです。

・お身体に異常を感じた場合は、速やかに摂取を中止し、医師にご相談ください。
・原材料をご確認の上、食物アレルギーのある方はお召し上がりにならないでください。
・プエラリアミリフィカは、女性ホルモン(エストロゲン)様物質を含むため、生体内に影響を及ぼすおそれがあります(不正出血、月経不順等)。また、肝障害がある方の症状が重篤化するおそれがあります。
・妊娠・授乳中、初潮前の方、基礎疾患(女性ホルモンの作用で症状が悪化するおそれのある子宮体がん、子宮内膜増殖症、乳がん等)がある方(現在治療を受けていない方、過去に治療を受けた方を含む。)、医薬品を服用中の方は摂取を控えてください。
・お子様の手の届かないところで保管してください。
・開封後はしっかり開封口を閉め、なるべく早くお召し上がりください。
・本品は天然素材を使用しているため、色調に若干差が生じる場合があります。これは色の調整をしていないためであり、成分含有量や品質に問題はありません。

プエラリア配合量が明記されている
1粒のサプリにどれだけのプエラリアが配合されているのか?記載がないのに飲む行為は大変危険です。

信頼のおけるブランドである
大手サプリメント企業なのか?GMPなどの記載があるか?レビューは?企業としての信頼性は?など確認してください。

他の女性ホルモンに影響をあたえるような成分が含まれていないか?
プエラリア以外にも大豆イソフラボンやプラセンタのような、女性ホルモンと関係しそうな成分が含まれていないか?できる限り成分的にはシンプルなサプリを選んだ方が安全だと思います。なぜならプエラリアがもつ女性ホルモンと似た成分で今回のような注意喚起になったわけですから、そこに他の女性ホルモンと似たような成分が配合されると、どのような危害がでるのか未知数ですから。

他の注意点として
このような女性ホルモンに影響をあたえるようなサプリメントを生理の前などには飲まない。体調が悪い時には飲まないなど、自己管理も徹底しましょう。
もちろん飲んでから違和感を感じたら即STOPしてくださいね。

まとめ

水着で海

今回はプエラリアを特集しました。
正直、かなり賛否ある成分だと思います。何度も書きますが注意喚起がでていますので、飲むことをおすすめはしません。
どうしても飲んでみたいと思った方は、インターネットでいろいろな情報が書いてあると思うのでしっかり調べて判断してください。くれぐれもお店の商品ページだけを鵜呑みにしないでくださいね。商品ページは買ってもらう為に、良いことしか書いていませんから。また楽天やAmazon、YahooShoppingなら口コミやレビューも書いてあると思いますので、購入の参考にされたほうがいいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>ドモ

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